Grooveとは
音楽の話題をするとき、「Groove(グルーヴ)」という言葉を耳にしたことはありませんか。この「Groove」という言葉、もともとは「アナログレコードの溝」の意味でつかわれていました。このアナログレコードの溝が生み出す独特の音の波やうねりが、ジャズやソウルといったジャンルの音楽表現と通じる部分があるため、現在ではそういったブラックミュージック自体や演奏を指す、または、一定ではない、うねりや感覚を表現する意味としてつかわれています。
最近では「RARE GROOVE(レアグルーヴ)」という、現代で再評価され、音源の希少価値が高いダンスミュージックも注目されています。
本当の音楽は中古レコードで味わえる
CDとレコードの違いとして、音の味わいが大きく異なるということは音楽ファンの間でよく言われていることです。CDはありとあらゆる音楽を手軽に再生できますが、CDは音楽をデータ化するため、人間が聞き取れる範囲(20~20,000ヘルツ)の音しか収録できません。対して、レコードはアナログ音源をそのまま収録する媒体であるため、人間が聞き取れない範囲の音も入っています。そのため、楽曲の音をまるごと楽しめるという点ではアナログレコードの右に出るものはありません。
上記の理由から、アナログレコードを再生する手段が限られている現在でも、真の音楽ファンはレコードを求めるのです。
CDのメリットとデメリット
CDはサイズが小さいうえ、音楽を聴くうえで手軽にクリアな音質を楽しめる便利な媒体ですが、その反面、CDへ収録されるにあたりデータ化されるためすべての音を入れられず、全体的な音質としてはレコードに劣るというデメリットがあります。特にジャズやソウル、ロックなどを聴く場合に、インパクトのあるオリジナルな音を楽しむには、CDはあまり適しているとは言えません。
そこで、音にこだわるならレコードで音楽を聴いてみてください。ソウルやジャズ、パンクなど、多くのジャンルにおける楽曲で、臨場感あふれる音を体験できるはずです。そのため、レコードには今でも一定のファンがいるのです。
貴重な中古レコードを持っているのなら
自宅に貴重な中古レコードがあるけれど自分で聴くことはほとんどないというのであれば、中古レコード買取店で買い取ってもらい、別の音楽ファンに楽しんでもらうというのも良いかもしれません。
現在では日本各地に中古レコード専門店をはじめとするさまざまなレコード買取店がありますので、価値をしっかり認識している業者を見極め、納得できる買取をしてもらいましょう。札幌市に住んでいるのであれば、まずは市内のレコード買取店に電話してみましょう。もしも、忙しくて店舗の営業時間内に電話ができない、または大量のレコードを買い取ってほしいなどの場合は、そうした状況にも対応できる出張買取や宅配買取サービスのあるお店を選びましょう。